LunaPharmacist

月の裏で会いましょう

101.170
プロカインアミドとシメチジン
……腎臓近位尿細管で有機カチオン輸送体によって排泄
競合により、血中濃度上昇

アスピリンとワーファリン
……アスピリンのタンパク結合能が強く、ワーファリンが遊離することで組織に移行し、血中濃度が低下する


98.42
cf.)アルブミンに結合しやすい薬物
アスピリン、ワルファリン、フェニトイン、フロセミド、トルブタミド、インドメタシン
「明日の悪い風呂で太る」

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加


food_chicken_nanban
前回記事(「模型卵に触れるなッ! 「TAL」対策!!」)で攻略法をまとめた「TAL」について、実際に受けてみました。
受験してわかった衝撃の事実について、どうぞ。

「ここ、進○ゼミでやったところだ!」

驚きました。


この本で取り上げられている質問文が
ほぼそのまま、出てきました

wp-1473284230548
多少、収載していない問題もちょくちょく出てきましす。
それも基本思考は前回通りポジティブシンキングな太陽で通るので問題なし。
きちんと読み上げて、染み込ませて正解でした。

数多くのブログで
「TAL受けるならこの本は絶対読んだほうが良い」
と、どこもかしこも挙げている理由がわかりましたね……こいつはすごい……

未来日記が手元にある状態なので、質問者の意図に気づけるレベルに余裕でした。


そして、図形貼り付け問題についても。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加


ira
TAL対策ひとことまとめ
性格検査は太陽のようにエネルギッシュな自分を描け!!!
図形貼り付けは幼稚園児に戻ろう!

TALとは

就活生が通過しなければならない多種多様な試験群のなかで、
TALはなかなか耳馴染みのないテストになります。
能力を見るのではなく不適性者を発見する試験になるからです。byouki_genchou
TALを作成されているVividJapanの公式ページから検査意図を引用させていただきます。
採用適性検査ツール「TAL」は最新の採用適性検査『ProViT』同様に新卒・中途採用時に、今まで以上に非常に重要かつミスマッチな採用等のリスクヘッジにも繋がる適性検査です。
平均14%出現する「不適性者」を見出し、採用による経営リスクを軽減します。
https://www.vivid-japan.co.jp/tal/

この試験は就活生の能力ではなく、ストレス耐性やメンタル疾患発症傾向を把握することで、
入社後を見据えた試験になっています。
こうした性質から、Webテストのなかではマイナーな分類に入ります。

そんなTALですが、
田辺三菱製薬さんが出題なされていたので、この機会に対策を練ってみました。


続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

mark
ソース:「第103回薬剤師国試、新卒合格率は8割以下か」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201803/555062.html

今年の103回国家試験、必須問題だけ解いてみました。
必須は易化とのことですが、はてさて

正答率6.6割

みごと足切り食らってます。お疲れ様でした。恥ずかしいので解答公開しません。
……と逃げても成長しないので、今後の記事でまとめていきます。

国立大生名物の
「卒論提出後の3ヶ月だけ勉強して受かる」
を期待していきましょう!

――――とはいかないのが、病院薬剤師希望の辛さ。
現時点では国家試験を受ける資格すらないという事実を見つめて、頑張っていきましょう。
これからの模試が良い成績でない限りは何にも偉そうに語れないね!!
ガチ国家試験勉強組の私立大生は現時点でどうなのか少し気になります。


おまけで、国家試験対策の話。
「国家試験はプール問題(既出問題)からいくらか再利用します」
と公言されている割に、そこまでかぶってないよな~と思ってました。
それもそのはず。
20回分(20年分)くらい遡って再利用されるらしいですね。

なので、結論は単純。
続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

ソース:http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201803/555022.html

このまえ構造取り上げ記事で抗インフル薬を取り上げたなかでの流れ。

インフル治療薬は現存のものですら臨床での使い分けが怪しいのに、
(EBMとインフル薬物治療の乖離は割と話題ですね)
さらに1剤増えてしまったらもう混迷極まって国試受ける側として困り果てるしかないというね!!

そもそもこういうインフル治療薬って投与しても、プラセボと比較して半日くらいしか変わらないって見たことあるんじゃが!!

ギリこの期間だと来年度国家試験には影響与えないかもしれませんが、不安の種であることには変わりません。

mRNA合成の開始に関わるキャップ依存性エンドヌクレアーゼの活性を選択的に阻害し、
ウイルスのmRNA合成を阻害することで、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する

原理自体はかなりシンプル。
脱殻やら吸着よりも分子生物寄りな薬理機序ですね。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ