LunaPharmacist

月の裏で会いましょう

2019年05月

mazui5_girl
医薬品の副作用に"味覚障害"があるとは思っていなかったので、大変勉強になりました。
ソース:薬の飲みすぎが味覚障害を加速

これまで化学療法や放射線療法の副作用(※正確には治療上生じるイベント)として味覚障害があるのは知ってましたが、普段内服する医薬品でも味覚障害が起きるとは。

味覚障害を引き起こす対象薬物一覧についてPMDA公開による「重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性味覚障害」に詳しく記載されていたため、こちらを紹介させていただきます。
https://www.pmda.go.jp/files/000145452.pdf


機序は「味覚細胞の破壊による直接作用」というより「キレート作用で亜鉛を捕捉し、吸収阻害による間接作用」とのこと。
そのため、薬剤性の味覚障害に対して、亜鉛欠乏ならポラプレジンク(亜鉛製剤)投与を勧めるのが正解みたいです。
用量についても一日量150mgと、一般的な胃潰瘍と同様の用量で有効性は担保されます。
ソース:味覚障害患者に対するポラプレジンクの有効性


亜鉛欠乏症に対しての処方は添付文書では承認されていませんが、レセプト上で保険使用は認められます。
ソース:https://www.ssk.or.jp/smph/shinryohoshu/teikyojirei/yakuzai/no200/jirei225.html


また、現在ではノベルジン(酢酸亜鉛水和物)が保険適用を取得しているため、こちらを勧めても良さそう。
いつoffするのかは明確なエビデンスがないようですが、治療後1ヶ月までは医薬品で摂取し、そこから食事やサプリメントに切り替えることが推奨されているみたい。
ソース:味覚異常・舌痛への治療薬はいつまで投与すべきか?



実際に患者から味覚障害の訴えがあったら服薬中断を勧めるべきなのか……これが分からない。
関連して、ゾピクロン(ルネスタ)の副作用にある「苦味」は服薬中断すべき副作用ではないし、対策として速やかに飲むことや歯磨きをしっかりすることがあげられますが。
医薬品による味覚障害はポラプレジンクを追加投与すれば、止めなくても良いのかなあ。

そんなことを思うのは、最近味覚障害を訴える患者の経験があったから。
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着色料に用いられる"タートラジン"はアスピリンアレルギーの発作を誘発するとのこと。
タートラジンってなんだよって思いますが、国内では「黄色4号」って名前で用いられています。
こう言われると、スーパーの色素コーナーにあったようなーなかったようなー。


このごろ、様々な都道府県の薬剤師会発信記事が勉強になるな~と思いつつ読んでます。
そのなかにあった記事。
ソース:http://www.akiyaku.or.jp/hyakuyaku/hyakuyaku.html?pmid=1
    https://www.fpa.or.jp/johocenter/yakuji-main/_1635.html?mode=0&classId=12&blockId=40297&dbMode=article&searchTitle=&searchClassId=-1&searchAbstract=&searchSelectKeyword=&searchKeyword=&searchMainText=

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サインバルタの添付文書改訂のニュースを見たところ、新たに副作用の記述が追加されていました。
内容がこちら。
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ソース:サインバルタカプセル 使用上の注意改訂のお知らせ
https://www.shionogi.co.jp/med/download.php?h=397cde973de01e437f8d869b5ccc6dbd

異常感……って、どんな症状?


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