101.170
プロカインアミドとシメチジン
……腎臓近位尿細管で有機カチオン輸送体によって排泄
競合により、血中濃度上昇

アスピリンとワーファリン
……アスピリンのタンパク結合能が強く、ワーファリンが遊離することで組織に移行し、血中濃度が低下する


98.42
cf.)アルブミンに結合しやすい薬物
アスピリン、ワルファリン、フェニトイン、フロセミド、トルブタミド、インドメタシン
「明日の悪い風呂で太る」

98.256-257
ナテグリニド……透析患者に禁忌
(ロスバスタチン……慎重投与)

エポエチンアルファ
……赤芽球前駆細胞に作用→赤血球への分化・増殖促進
副作用:赤血球増多による血栓塞栓症

cf.)トロンボポエチン受容体刺激
……ロミプロスチム、エルトロンボパグ

97.94
2次反応
反応速度:濃度の二乗
半減期:初濃度に反比例
濃度逆数プロット:傾きはk

99.208-209
バラシクロビル
……腎機能による調整必要(用法を3回→2回→1回と下げていく)

バラシクロビル=アシクロビル+L-バリン



97.304-305
オッズ比と相対リスクについて。
<個人的な考え>
オッズ比は後ろ向き研究に用いられ、相対リスクは前向き研究に用いられる。
たとえば喫煙による肺がんリスクを考えたとします。

後ろ向き研究においては原因探索であることから、肺がん発生患者のなかでの喫煙/禁煙者の比を、健康患者の前述比で割る
(病気で郡分けをするイメージ)

前向き研究では、原因がすでに仮定されており、それを確証していくデザインが組まれます。
そこで、喫煙患者の中で全体のうち肺がん発症患者の比を、禁煙患者の中で肺がん発症患者の比で割る
(条件で郡分けをするイメージ)

要するに、前向き研究はあらかじめ患者を囲って条件で縛れます。なので、グループ内での比を求められますり
一方、後ろ向き研究は患者をグループ化できません。よって、参考程度に比較することしかできません。

……といった認識。
こちらを理論的に正しく説明されている方がいらしたので、リンク紹介します
http://kamiyacho.org/ebm/ce105.html


98.132
フェニルヒドロキシルアミンに、
アニリン……CYPによる
ニトロベンゼン……腸内細菌による

そして、これがFe2+→Fe3+へ酸化させることでメトヘモグロビン血症を引き起こす。