着色料に用いられる"タートラジン"はアスピリンアレルギーの発作を誘発するとのこと。
タートラジンってなんだよって思いますが、国内では「黄色4号」って名前で用いられています。
こう言われると、スーパーの色素コーナーにあったようなーなかったようなー。


このごろ、様々な都道府県の薬剤師会発信記事が勉強になるな~と思いつつ読んでます。
そのなかにあった記事。
ソース:http://www.akiyaku.or.jp/hyakuyaku/hyakuyaku.html?pmid=1
    https://www.fpa.or.jp/johocenter/yakuji-main/_1635.html?mode=0&classId=12&blockId=40297&dbMode=article&searchTitle=&searchClassId=-1&searchAbstract=&searchSelectKeyword=&searchKeyword=&searchMainText=

>>タートラジンはアゾ系タール色素の食用黄色4号の化学名で、食品や医薬品、化粧品等の着色料として使用されているので注意する。
>>また、着色料(食用黄色4号・5号、食用赤色2号・102号)や防腐剤(安息香酸ナトリウム、パラベン)等の食品・医薬品添加物は、アスピリン喘息の発作誘発物質であるため、アスピリン(NSAIDs)にも交差過敏を示して喘息発作を誘発することがあるので、注意が必要である。


構造を見る限りでは、そこまでアスピリンに似てるようには思えませんが、実際に交差性を示すのであれば気をつけなければなりませんね。
タートラジン

きちんと報告されているのならば「既に使われていないのでは?」と思って検索をかけたところ、
まだまだ食品・飲料では用いられているらしいです。
メローイエロー
(https://twitter.com/polypuncle/status/1016168052369473536より)


既往歴なし服用薬なしの患者がアスピリン喘息症状を起こした際に、この知識を思い出すのは重要かもしれない。
人生で一度あるかないか……おそらくないけども。