kenkoushindan_saiketsu
ソース:http://www.asahi.com/articles/DA3S12349868.html

薬剤師によるセルフメディケーション参画はこれからのホットワード٩(๑´3`๑)۶
今回のソース記事のなかでは、主婦の方が取り上げられていました。
普段から定期健康診断をちゃんと受けていたことから、自分の身体に対しての関心は高かった様子。
それらの健康診断の内容をきちんと把握しており、血糖値については調べていなかったとのことから薬局での簡易検査を実施。
結果、血糖値が高値であることが判明!
そののちに医療機関へと受診したことで、自身が抱えていた糖尿病に発症していることを知り、早期予防に繋がりました( ∩ˇωˇ∩)

どの疾病を対象にしても一般的に言えることではありますが、糖尿病治療においてとりわけ大事なのは早期発見(๑'ᴗ'๑)!
身体にガタが来る前に、もう取り返しのつかない状態へと至ってしまう前に自己の健康管理を見つめなおし、対話をすることはとても大事なことです。
患者さんが自己の体調を正確に把握し、快調な生活を送るための手助けに、薬局・薬剤師が関わっていく時代へと時々刻々変化してきています|ω・)


記事内のあるフレーズにお気づきでしょうか。
この簡易検査において、利用者はキットを用い"自ら"血液を採血しなければなりません
健康検査で採血といえばトップ画像のように腕をゴムで締め付けて採血するのに。 なんでこれは自己採血なのか? 必要量が少ないということも考えられますが、それについて。
(´-ω-`)残念なことに、薬剤師には医師・看護師のように「患者の身体に触れて治療する行為」を許可されておりません(正確には侵襲性のあるような医療行為を施せません)
それゆえ、採血や点滴などに携わることはできないのです。 許されているのは注射薬の調剤や、採血後のデータ解析。
けして薬剤師の技能不足ゆえではなく、これまでの薬剤師にはそういった職能が必要とされていなかったと考えられており、かつての法律に記載されていなかったのだと考えられます(・౩・)
(こちらのブログ(兵庫医療大学学長ブログ様)に似た内容を論じた記事がありましたのでリンクを貼らさせていただきます。「薬剤師と医療行為」)

ただし。これからは薬剤師も積極的に患者に関わっていく時代!
フィジカルアセスメントという単語があります。
在宅医療において他の職種に頼ることなく医療関係者各々が患者の状態を把握し、薬物治療が奏効しているかどうか、ちゃんと服薬しているか、病状の程度はどうなのかを確かめる。
とりわけ、在宅医療において薬剤師は服薬管理・指導ももちろんのことでありながら副作用発現を確かめるのが重要な役割であると私は考えております。
このように、段々と薬剤師の役割が拡大しつつありますので。
いつかは薬剤師にも医療行為介入が許されるように、かも? しれません(✿´ ꒳ ` )

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